増える外国人介護士…国籍が違うことによるメリットとデメリット

増える外国人介護士…国籍が違うことによるメリットとデメリット

外国から介護士として招き、日本語や介護の勉強を提供し、実際の現場にて仕事をしているケースがあります。お年寄りには、言葉の壁を超えて評判も良いとのことです。そこで、外国人介護士のメリットとデメリットを解説していきます。

外国人介護士の受け入れ

2003年程から日本の人口は減少傾向になっており、一方高齢者は増加傾向がみられ2013年では4人に1人が高齢者となりました。今後は2025年の団塊世代が75歳以上になる時点では、2.5人に1人が高齢者になると予測されている。

そこで、増加傾向にある高齢者のために介護職員の人員確保を東南アジア諸島などの外国人ヘルパーの手を借りるという施策がモデルケースとして一部の地域で取り入れられています。現在では、インドネシア、フィリピン、ベトナムの3カ国から2000人以上を来日しています。

メリット

某新聞社のアンケートによると、「国籍にはこだわらない」との回答が7割を占めて、「日本人にしてもらいたい」の25%を大きく上回っています。思いやりのある介護の提供があれば、国籍は関係ないということでしょう。

また、施設における24時間体制のシフトでは夜勤は欠かせず、女性が多いにもかかわらず介護するには移動や入浴介助などの力が必要な仕事が多いわりには、給与が約20万円程で仕事内容にしては安いとの不満が日本人にはあるが、外国人には特に不満はなく、誠心誠意のケアをしてもらえることが、高齢者に好評な要因でもあります。更に海外から来ているということもあり、離職率も低いことが挙げられます。

デメリット

語学の勉強から始まり、日本語の語学力が不十分なことから介護福祉士の国家試験合格率は低く、漢字にはルビやふりがなをつけたり、試験時間を通常より1.5倍に長くするなどして、試験や技能対策を行わなければならないことが挙げられる。

また、2025年頃には、他の諸外国も高齢化が進んでいることから、外国人介護職員を当てに出来るのか、未だ手探りの状態です。

まとめ

外国人の介護職員を受け入れるのも良いことかもしれませんが、外国人を受け入れるための経費を日本の介護職員に還元することで、離職率を下げ、また人員の確保も可能ではないかとの意見もあります。一度、どの程度の給与であれば、介護の仕事をやりたいと思うかなどをリサーチして、日本人の介護職員を育てる方が将来的には見通しが明るいのではと考えます。養成所への学費の補助をするだけでも、この不景気には「やってみよう」と思う人が増えるのではないでしょうか。

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